高校
高校1年生 キャリアデザイン講演会を行いました
11月27日(水)6時間目、高校1年生はキャリアデザイン講演会を実施しました。
講演者の関根圭祐さんは、本校の47期卒業生で、現在株式会社Athlete Solutionに所属し、FIFA(国際サッカー連盟)公認のFootball Agentとして活躍されています。関根さんは、プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属する三笘薫選手をはじめ、Jリーグおよび海外で活躍するプロサッカー選手と契約し、選手の契約交渉やクラブ間の移籍交渉などを担当されています。
関根さんは14歳のとき、プレイしていたゲームをきっかけにサッカー選手の移籍に興味を持ち、契約交渉を行うFootball Agentという存在を知りました。明治学院中学校から明治学院東村山高校、明治学院大学と進学し、いずれもサッカー部に所属。大学3年次からサッカー選手のエージェント会社でアルバイトを始めるとともに、プロサッカーチームのエキップマネージャー(用具係)や栃木SCの運営スタッフとしてのインターン経験を積み、大学卒業後に現職に就きました。
講演では、「夢を持ち、夢を語る」「夢を叶えるために逆算する」という2点を中心に、行動することの重要性や、出会いを大切にすることについて語ってくださいました。また、現高校1年生が掲げる学年目標「《愛》-思いやり、《夢》-歩み、《挑戦》-行動」とも結びつけた内容でお話しくださいました。この講演を通じて、生徒一人ひとりが夢を持つことの大切さに気づき、自分のキャリアについて考えるきっかけとなることを願っています。
なお、講演後には生徒とのQ&Aが行われました。その一部を以下に紹介します。
Q. 高校時代にやっておいてよかったと思うことは?
A. 英語を学べる環境がある高校時代に、ぜひ英語の学習をしておきましょう!
Q. うまくいかないことがあったとき、どのように切り替えていますか?
A. 仕事では、うまくいかないことのほうが多いですが、自分の力ではコントロールできないことには悩む時間を取らないようにしています。
<生徒の感想>
- 今回の講演会で、私は夢を口に出して、その夢に向けて自ら行動をしていくことがなによりも大切な事だと学ぶことが出来た。夢は自分だけでは叶えるのは難しい事だと思う。そこで、口に出して、周りに知ってもらい、協力してもらう事で、より夢が叶いやすくなるのだと知った。また、自らそれに向かって、分からないことを調べたり、チャンスをつかみに行ったりすることで、夢を叶えられるのだと分かった。
- 関根さんがいまのお仕事についた理由は、中学生の頃にはじめたゲームだと聞いた時はとても驚いた。自分のなりたい将来像は探して出てくるものでもなくて、日常に潜んでいることが多いのではないかといままでのキャリア講演会で学んだ。また同時に、行動力、コミュニケーション能力、忍耐力、英語力が未来に絶対に必要だと感じた。これらは学校でも習得することが出来ると感じたから、これからはこれらをなるべく頑張りたいと思う。また、周りの大人の話も聞いて、キャリアについて追求していきたい。