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高3アカデミックリテラシーで「教養原論」を行いました〈第14回〉

1月26日(金)、高校3年生推薦進学コースの授業「アカデミックリテラシー」で、明治学院大学教養教育センターの植木献先生が「教養原論」の最終講義をしてくださいました。

アニメーションを視聴し、私たちは抽象的なものであっても自然と「意味づけ」をしていることに気づかされました。独りよがりの狭い視野しか持たなければ、歩み寄れず、他者と衝突してしまう現状を自覚し、他者とよりよく向き合うためにも大学での学びを深めることを決意する時間になりました。

 

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 今日流れた大きい三角形と小さい三角形と丸の動画は、私にはDVしているように見えた。図形から想像できるものだと思った。他者と向き合うということは、その間に物語があるという。また、その他者との関係を考えるにあたって大切なことが三つあり、小説を読むことと、科学が大切、そして愛が大切だというものだ。他者とか関係を考えるにあって活用していきたいと思った。
  • 自分にも他の全てにも何も期待しなければ不幸になりすぎることもないかもしれないが、期待することでまた自分なりの物語に入り込んで落ち着ける時もある。一人一人の姿勢が大切だといくら啓蒙しても、いくら成熟した人でも、誰かを無意識に傷つけながら生きている。今新生活を前に漠然とした大きな不安を感じているが、自分が人間として心を成熟させないと物語から自由になれないまま変われないのだと痛感する。まず色んな人の考えに触れて、受け入れられない考えも知って解釈してみようと努力するところから始めていこうと思った。
  • 教養原論を通して、自分の視野が広がったと感じている。相手との関わり方や、世の中の見かたを学ぶことができた。これから大学生になり、多くの人と出会い、体験することも増えるが、一つのことだけにとらわれるのではなく、相手の考えや、意見を尊重できる人になりたい。また私は、何に興味があるのか考える時間が与えられ、とても有意義な時間であった。大学の4年間はあっという間に過ぎていく。将来のことを常に考え、自分がどう行動すればいいのか考えていきたい。