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高3アカデミックリテラシーで「教養原論」を行いました〈第12回〉

12月22日(金)、高校3年生推薦進学コースの授業「アカデミックリテラシー」で、明治学院大学心理学部心理学科の金沢吉展先生が「教養原論」の講義をしてくださいました。

「四つの窓」を記入するなどのエクササイズを通して、自己理解を深めました。

生徒の意見・感想を紹介します。

  • 他者と会話をすることで普段知る事ができないようなことを知る事ができたと思います。また、会話をすることは他者を知る上でとても重要なことになるのだということを改めて感じる事ができました。会話を通して他者の話を聞く上で、聞いた話を意外と覚えていなかったので、今後は話を意識しながら聞いていこうと思いました。
  • 自己紹介をすることは特に難しくなかったが、他人を紹介するのは聞いたことを鮮明に思い出す必要があったし、相手のことを理解していないと話すことが難しいのだとわかった。四つの窓については人それぞれ意見があって面白かった。みんな違った趣味や好きなことがあって聞いていて楽しかったし、参考にしたいこともたくさんあった。
  • 今回の講義も、大変興味深い内容でした。「人と会って、実際に話す」という行為は、意味がないようで、実はとても大切な行為なのだと感じました。コロナ禍において、人と会うことが減っていた中でのことを思い出しました。「心理学的に」物事を考えることのおもしろさを学ぶことができました。
  • お互い何も知らない状態だと探究心も最初から多く、話せる面が多いけれど、一方で少し知っている仲間と自己紹介や他己紹介をするとなった時のハードルの高さを実感して自分の悪い癖を炙り出せた授業となり、自己理解に繋がりました。他者というくくりでは全員同じでも、状況や属性で他者も自分も見せる側面が変わることが分かり、面白さも感じた分、そういった傾向を誰もが持っていることを自覚して人と関わっていこうと思わされました。